児童・短大生の異文化理解
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概要
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小学校6年生の児童と女子短大生を対象に、外国に関する態度・関心・知識について質問紙調査を行い、その実態を分析した。その結果、次のことが明らかになった。(1)異文化に対する態度は、短大生では「やや積極的」であったが、児童は「積極、消極どちらともいえない」段階であった。(2)異文化への関心は、全体的に強くはなかったが、児童と比較して、短大生のほうが、ややまさっていた。(3)異文化に関する知識(特に地理的知識)は、全体的に低く、短大生でも正答率が50%に達しなかった。(4)その他、「行ってみたい国」として、欧米の国を挙げる者が多く、「知っている国」については、中国と韓国以外の東南アジアの国を挙げる者が少なかった。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センターの論文
- 1994-03-31
奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センター | 論文
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