幼児の発達のとらえ方に関する研究 -(1)大学生と保育者の比較-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
3歳児と5歳児の心身の発達(①運動領域、②認知領域、③社会性領域)について、大学生(1回生と3回生)と保育者(幼稚園教師・保育所保母)がどのようなとらえ方をしているかが比較された。その結果、①運動領域と③社会性領域においては、3歳児、5歳児とも、保育者のほうが大学生よりも幼児の発達を高いレベルでとらえていることが明らかになった。しかし、②認知領域においては、3歳児、5歳児とも、保育者と大学生の間に差は認められなかった。これらの結果をもとに、幼児の発達のとらえ方が大学生と保育者とで、なぜ異なるのかについての議論がなされた。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センターの論文
- 1995-03-31
奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センター | 論文
- 総合的な学習の時間に関するカリキュラム開発研究
- 幼児教育プロジェクト 研究報告その2 幼稚園教育要領・保育所保育指針の改訂と実践展開の試み -「自然体験」と「子ども相互の関わり」の創出を中心に-
- 人権・多文化教育の動向と課題に関する研究 -奈良県を中心とする状況分析-
- 奈良県におけるいじめ・不登校に関する教育臨床的研究Ⅰ -心の教室相談員を対象として-
- ショットピーニング加工を技術教材へ応用するための基礎研究