中学校理科におけるSTS教育
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概要
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STS教育の成立と現状について、また学習指導要領と理科の教科書の中味について考察した。その上に立ち、中学校理科へのSTS教育導入の方向性を示した。そして、エネルギー問題について実践を行った。その結果は次のようにまとめられる。1)中学生が科学・技術が社会に対して持つ利点と問題点の両方を考え、自分なりの意見を持っことができるようになる基礎ができた。2)中学生が理科授業をより大切だと考えるようになり、STS教育の導入が生徒の理科離れ防止として役立つことが確かめられた。3)生徒にエネルギー問題を考えるための資料を集めさせたが、図書館を利用するなど、中学生でも多方面からの資料を集めることが可能であった。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センターの論文
- 1996-03-31
奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センター | 論文
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