学習集団づくりから始める理科授業 -小学校5年「物のとけ方」の実践より-
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概要
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子供たちが、主体的に学習に取り組み自らの手で問題解決が図れる授業実践を試みた。それには、まず、みんなで学ぶ学習集団作りが必要である。学年はじめの4月から準備をし、2学期に「物のとけ方」の単元で約25時間をかけ、グループ別個別学習を展開した。単元のはじめは、一部一斉授業で進め、問題の見つけ方や解決のための実験法を学び、後半は、児童が自主的に学習を進めた。教師が、側面から支援はしたが、子供たちの力で問題を見つけ、解決することができた。また、このような授業をすれば、子供たちに満足感を与えることができることもSD法による測定から言える。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センターの論文
- 1998-03-31
奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センター | 論文
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