「総合的な学習」と現代的課題--算数(数学)授業における異文化理解学習の分析
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概要
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新学習指導要領(1998年)において「総合的な学習の時間」が設定され、「横断的・総合的な学習」の積極的な取扱いが求められた。こうした「総合的な学習」を考える際の一つの問題は、教科学習と総合的学習の関係のあり方である。教科学習の「延長線上」に総合的学習が設定されることもあれば、諸教科を意識的に複合させて、「合科」的に総合的な学習を設定することも不可能ではない。しかしいま重要なことは、教科の枠を越えた視点から、現代的課題を学際的で総合的に追究するということである。ドイツの教授学者J.シュレーダーが提示した「算数・数学の授業を通しての異文化学習の構想と実践」の分析を通して、教科を越えた総合的学習のあり方を探った。
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