電子紙芝居を使った幼児教育の試行(1) : ストーリー選択の有無が与える記憶への効果
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概要
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本研究では、観衆である子どもたちに、より多くの情報を記憶に残すことができる方法として「子どもたちがストーリーの選択に参加するという積極的なコミュニケーションを行なうことで、ストーリーは子どもたちの記憶に残る」という仮説を立て幼稚園児を対象に電子紙芝居を使って実験し検討した。実験は、ストーリーを選択できる紙芝居とできない紙芝居を作成し、異なる5歳児に公演し、ストーリーの聞き取り調査をもとに検討した。実験の結果は、ストーリーを選択できるものは、その中間部分の記憶をより保持できる可能性を示唆した。
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