実習の事前・事後指導に関する研究(Ⅵ) : 教育実習Ⅱの責任実習における保育計画及び実践の問題と課題
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概要
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本研究(Ⅵ)では、本研究(Ⅲ)3)の結果から今後の課題として指摘した、教育実習の責任実習における指導案作成及び実践について、困難に感じている内容を探るため、平成18年度・平成19年度の2年次に対しアンケート調査を行った。結果は以下の通りである。1.2年次学生の教育実習における責任実習の指導案作成で困難に思った項目は多い順に「活動の流れ・展開」が約6割、「テーマ・活動内容の決定」が約5割であった。2.2年次学生の教育実習における責任実習の実践する上で困難に思った項目は多い順に「個々の幼児に対する対応と集団の把握」で約5割、「導入の方法」が約5割であった。3.実習の事前・事後での学生自身の変化について、もっとも多く見られたものは、「自信・成長・達成感」で平成18年度は33件(38%)、平成19年度は40件(42%)となっている。
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