モモアカアブラムシとワタアブラムシの個体群増殖
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概要
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モモアカアブラムシとワタアブラムシについて、それぞれダイコンとキュウリを餌植物として、一連の温度条件での個体群増殖のパラメータを求めた。産子数はアカアブラムシの方が多かった。しかし、生存期間はワタアブラムシの方が長かった。羽化後の日別産子数と日別生存率から求めた純繁殖率と内的自然増加率は、モモアカアブラムシでは、15℃で、61.50と0.21、20℃で60.60と0.33であった。ワタアブラムシでは、15℃で37.90と0.22、20℃で45.70と0.32、25℃で40.60と0.42であった。The reproduction of Myzus persicae (Sulz.) on raddish and Aphis gossypii Glover on cucumber was studied at different temperatures. The parameters of population growth in these aphids were calculated by the age-specific fecundities (mx) and survival rate (lx). The net reproductive rate (R0) and intrinsic rate of natural increase (r) of M. persicae were 61.50 and 0.21 at 15℃, and 60.60 and 0.33 at 20℃, respectively. The net reproductive rate (R0) and intrinsic rate of natural increase (r) of A. gossypii were 37.90 and 0.22 at 15℃, 45.70 and 0.32 at 20℃, and 40.60 and 0.42 at 25℃, respectively.
- 1996-03-00
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