温度感受性ポリマーを利用した反復利用が可能な酵素試薬の開発
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概要
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For the purpose of repeated use of enzyme, alkaline phoshatase congugated with the reactive derivative of thermosensitive polymer was developed. This novel enzyme was precipitated immediately and recovered from reaction mixture, when the solution temperature was raised to 37℃. Recovered enzyme retained 80% activity compared to that of untreated one.温度感受性ポリマー誘導体を作製し、アルカリホスファターゼ(ALP)と結合させることによって、反復利用が可能なALPの開発を試みた。温度感受性ポリマー結合ALPは、反応混合液の温度を37℃以上に温度を上げることによって、簡単に他の成分から分離回収することができ、回収後も約80%の活性を保持していることが明かとなった。
- 岡山大学医療技術短期大学部の論文
- 1995-01-31
著者
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