西表島船浦湾におけるマングローブ干潟の堆積環境 ―堆積物と生物遺骸の保存状況について―
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The distribution of conch shell contained in clastic sediments in the mangrove swamps in the Funaura Bay, Iriomote Island, Okinawa Prefecture was studied. The sediments in the mangrove swamp are mainly composed of up to 90% sands. The sand clasts are inferred to be derived from the sandstone of Miocene Yaeyama Group. The conch shells are richer in the muddy fraction than the sandy fraction. Many Terebralia palustris inhabit the mangrove swamp. However few dead shells were also observed in the sediments. Effect of selective transportation hermit crabs is considered to be the cause of this distribution.
- 岡山大学理学部地球科学教室の論文
- 2002-09-20
著者
関連論文
- シンポジウム「巻き貝の新しい分類体系」(日本貝類学会平成 11 年度(創立 70 周年記念)大会(東京)研究発表要旨)
- P-12 背面交尾するカタツムリの正逆交尾頻度(日本貝類学会平成 11 年度(創立 70 周年記念)大会(東京)研究発表要旨)
- マダラコウラナメクジの日本国内への定着
- 10. 島ごとに別種? : 瀬戸内海周防灘のカクメイ科貝類(腹足綱 : 異鰓上目 : ミズシタダミ上科)(平成 12 年度大会(山口)研究発表要旨)
- P5.大分県佐伯市大入島石間浦の海産貝類相(日本貝類学会平成16年度大会(東京)研究発表要旨)
- P14.干潟中潮帯〜低潮帯の海水域に棲息する微小なカワザンショウ類の発見(日本貝類学会平成17年度大会(西宮)研究発表要旨)
- 2.西表島浦内川流域の貝類相と生態系の保全(日本貝類学会平成17年度大会(西宮)研究発表要旨)
- 佐賀県太良町田古里川河口の貝類相(2)追加種
- P-20 1990 年代の日本におけるイタボガキ : (二枚貝綱 : イタボガキ科)の産出記録(平成 12 年度大会(山口)研究発表要旨)
- 9. 長島の海産貝類・腕足類相 : 瀬戸内海に比類なきその生物多様性(平成 12 年度大会(山口)研究発表要旨)
- 佐賀県太良町田古里川河口の貝類相
- P-3 山口県日本海沿岸産の注目すべき軟体動物(平成 12 年度大会(山口)研究発表要旨)
- P-2 1998∿'99 年に新たに発見された周防灘西部の干潟棲貝類(平成 12 年度大会(山口)研究発表要旨)
- 29. 『概説』以後の山口県貝類界展望(日本貝類学会平成 9 年度大会(神戸)研究発表要旨)
- P-21 絶滅危惧種ムラサキガイ : (二枚貝綱 : シオサザナミ科)の山口県周防灘における産出(平成 12 年度大会(山口)研究発表要旨)
- P-15 山口県長島から発見された新種ナガシマツボ : (腹足綱 : 吸腔目 : ワカウラツボ科)の解剖と類縁(平成 12 年度大会(山口)研究発表要旨)
- P-4 山口県新記録の後鰓類(平成 12 年度大会(山口)研究発表要旨)
- 山口博物館および萩市郷土博物館所蔵のトウガタガイ科貝類(直腹足亜綱 : 異鰓上目)の新種
- 余は如何にして保全貝類学徒となりし乎(抄)
- 貝類相の"破片","放浪",そして"混乱" : 有明海に代表される内湾棲貝類相の惨状(干潟の自然,その過去と現在)
- 外来種と同定の問題
- 西表島船浦湾におけるマングローブ干潟の堆積環境 ―堆積物と生物遺骸の保存状況について―
- 山口・岡山両県からのシオマネキ(スナガニ科)の新産地
- 内湾の貝類「最後の楽園」周防灘 : そして私たちがなすべきこと