【基底核】 基底核と睡眠
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概要
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著者最終原稿版基底核の疾患の一つであるパーキンソン病では,運動障害のみならず睡眠障害も出現する.これは,基底核と睡眠の神経機構の間には密な関係が存在することを示している.基底核からの出力は大脳皮質や脳幹の活動を制御する.一方,脳幹網様体から広範な大脳皮質領域への投射(上行性網様体賦活系)は,覚醒の維持や睡眠の発現に中心的な役割を果たす.視床下部や脳幹に存在する様々な神経伝達物質の働きが,基底核の機能や覚醒・睡眠を調節するうえで重要な役割を担う
著者
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- PROFILE
- 姿勢と歩行運動制御の基礎研究
- 脊髄神経回路網による筋緊張と運動の統合的制御