企業倫理論の視座
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概要
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本稿では、企業倫理を今一度整理し、新たな視点を提示することを目的とする。企業経営を考える上で、「社会」の意味をじっくりと検討する必要がある。このことは、企業経営の幹となりつつあるコーポレート・ガバナンスだけではなく、企業の社会的責任(CSR)や企業倫理においても、共通の課題である。そこで、今までの企業倫理論の議論をまとめ、これからの学問的な発展を望みつつ、本論を論じている。今までの株式会社-の牽制や抑制、あるいは指導などの議論は、制度自体を根本的に変えなければ、限界があると考えなければならない。そのため、今までの株式会社の機能を中心に語られてきた株式会社論ではなく、新しい会社制度の創設を視野に入れた議論が活発となること-の基礎理論を提供する。
- 2009-03-31
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