視覚障害教育を支援するネットワーク作りの試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について」の最終報告において、専門性の向上と関連部局間及び機関間の連携の必要性が強調されている。そこで、①大阪教育大学が中心になり、主に近畿地区の盲学校、弱視学級及び特殊学級設置の小学校、中学校、関係機関等との連携、協力、交流の促進を図る、②また、特殊教育から特別支援教育への動向の中で新しい支援体制作りに取り組み、視覚障害教育の専門性の維持・継承を図る、③更に、大阪教育大学の視覚障害教育コースの学生の専門性を高めることを目的とした視覚障害支援教育研究会の発足の経緯と概要をまとめ、研究会がこれまでに取り組んできた教育・福祉・医療関係者のネットワーク作りの試みについて報告する。This paper reports an attempt to build a network system to support education for children with visual impairments. The final report of "the ideal way of special support education in the future in Japan" in 2003 proposes two main matters to proceed special support education: to improve the quality of teachers as a professional and to coordinate organs concerned. To attain these purposes, the authors are attempting to make a network system. This network system aims to promote the coordination of organs concerned, to maintain and inherit the traditional speciality of education for the visually impaired, and to train students of Osaka Kyoiku University as a professional in the future special support education.
- 大阪教育大学教育学部障害教育講座の論文
- 2005-12-25
大阪教育大学教育学部障害教育講座 | 論文
- 高等学校における養護学校の分校・分教室設備による位置的統合に関する研究 : 全国47都道府県教育委員会への質問紙調査を通して
- 知的障害養護学校における資格検定取得への取り組みについて
- 知的障害養護学校における「総合的な学習」の取り組みについて
- 意識調査からみた障害者就労の現状
- 知的障害養護学校中等部における「総合的な学習の時間」の授業分析II : 総合的質的授業分析から新たな授業計画へ