振動化学反応の研究--ルテニウム(2)錯体を触媒とするBelousov-Zhabotinskii反応
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概要
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The behavior of Belousov-Zhabotinskii (B-Z) reaction catalyzed by ruthenium bipyridine complex (Ru(bpy)32+) is studied. Both influences of reaction temperature and of reagents' concentration on the oscillation behavior are traced by potentiometric method. It is found that the stability of oscillation depends mainly upon the concentration of malonic acid (CH2(COOH)2) and that of potassium bromate. The higher the concentration of malonic acid and the lower that of potassium bromate, the more stable the oscillation behavior. When the ratio of [CH2(COOH)2]/[KBrOs] is larger than 0.8, the oscillation becomes stable. The activation energy of oscillation reaction is found to be independent of the concentration of Ru(bpy)32+.
- 奈良教育大学の論文
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