英語科における教育実習の到達目標の設定(II)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は, 学部レベルで英語教員を養成する際に, 教育実習における到達目標を具体的に設定することを目的とした3年間の研究の2年目である。研究1年目となる昨年度は7つの評価規準を作成した。今年度はその規準を用いて, 教育実習による授業について実際にA, B, C段階の評価を行い, その基準となる特徴を分析した。その過程で評価の効率性および信頼性を向上させるという観点から, 昨年度の7規準を新たに次の6規準へと再編した。それらは(1)教師の英語, (2)指導技術, (3)授業運営, (4)活動のつながり, (5)生徒の応答への対応, (6)内容理解の展開である。そして, 各規準についてA, B, Cの特徴に関するコメントを整理し, その中で共通する要素を検討して, 試案となるルーブリックを作成した。
- 広島大学学部・附属学校共同研究機構の論文
- 2009-03-31
広島大学学部・附属学校共同研究機構 | 論文
- 言語能力を育成する国語科授業づくり : 言語特性に着目した読みの指導をとおして
- 「言語生活力」の育成を目指す国語科教育課程編成の実証的研究(2)
- 「言語生活力」の育成を目指す国語科教育課程の実践的研究(1)
- 言語生活力の伸長をめざす国語科学習指導(3)
- 「言語生活力」の育成をめざす国語科教育課程編成の実証的研究(1)