PISA型読解力の向上をめざした実践研究--複眼書評の指導を通して
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概要
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本稿では、連続型テキストとして物語をとりあげ、複眼書評の指導を通してPISA型読解力の向上をめざす研究を行った。複眼書評を読み比べすることにより、作品の内容や描写に着目し、自分の体験や考えを取り入れて書評を書こうとする萌芽が見られた。書評を読むこと(受信)と書評を書くこと(発信)を関連させた指導は、情報を取り出し、熟考・評価という一連の活動を促し、 PISA型読解力の向上につながることを明らかにすることができた。
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