数学的コミュニケーション活動における学習主体の変容と教師の語り -教室の数学物語を紡ぐ(1)-
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概要
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研究会等で取り上げられる数学的活動に関する実践事例に、「ストーリー性」や「社会的文脈」が追求される場面を読みとることが出来る。この一連の授業プロセスを物語の相として捉えるとき、そこには教材自身がもつ特性、アフォーダンスを媒体として、教師の語りを重ねたり身体表現を介在させることによって生徒の学びの主体としての変容が相互作用的に高まっていくことが観察される。本稿ではそのプロセスを考察した。また、数学的活動をねらいとした「教材」の特性については、次回の考察に譲りたい。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センターの論文
- 2004-03-31
奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センター | 論文
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