家庭科におけるものづくり学習の自己評価に関する考察
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概要
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従来の相対評価重視から絶対評価重視へと転換し、自己評価が以前にも増して着目されていることから、本研究は、家庭科におけるものづくり学習の自己評価項目を作成する際の指標を得ることを目的とした。家庭科におけるものづくり学習は、人とものとの関わりを理解させる役割を果たしており、職業教育とは異なっている。調理実習と保育学習の一環として行われた牛乳パックをつかったおもちゃ作りの各学習後に、32項目からなる5段階の自己評価得点と総合得点(10点満点)を生徒らに記入させ、各項目の得点と総合得点の相関を分析した。自己評価項目を作成する際の指標として、「知識・理解領域(2~3項目)」「創意・工夫領域(3項目)」「技能・技術領域(2項目)」「情意領域(8項目)」を抽出した。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センターの論文
- 2003-03-31
奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センター | 論文
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