奈良における世界遺産教育 ―シルクロードの文化を中心にして―
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概要
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奈良県に3つ世界遺産がある。国内に3つも世界遺産があるのは奈良県だけであり、世界遺産の保護・保存の義務を遂行し、その意義を内面化させる意図的な教育が必要であり、世界遺産を教材化した学習活動を展開することは、奈良県の特色ある教育活動となる。本稿では、特に「古都奈良の文化財」に注目し、シルクロードとの関連から比較検討する世界遺産として、ウズベキスタンにある4つの世界遺産を取り上げた。世界遺産を切り口として、東西文化交流を明らかにすることで、世界遺産教育の意義を明確にし、文化遺産の保護・国際理解・人権・平和・環境教育等へ発展できる学習活動を展開することができる。さらに本稿では、小学校の「総合的な学習の時間」・中学校社会科歴史教育における世界遺産教育のモデルを提案する。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センターの論文
- 2006-03-31
奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センター | 論文
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