アメリカ家政学会誌掲載論文にみる被服学の研究動向
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概要
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本論は,1909年から2000年までに発刊されたアメリカ家政学会誌(全890冊)に掲載された研究論文(全6,799本)の中で,被服学領域に分類された661本について研究動向を分析し,その特質を明らかにした。その結果20世紀のアメリカ被服学研究は「衣生活」を中心に,「被服材料」,「被服整理」といった実利的なテーマを主な関心事としながら,「被服心理・服装社会」のような被服の社会的な側面に注目する研究が重視されていたことが明らかとなった。This study aims to reveal the developments and characteristics of clothes research in American home econimics. It has analyzed 661 pepers, categorized into clothes research, out of the 6,799 papers published in 890 volumes of the American Journal of Home Economics and the Home Economics Research Journal from 1909 to 2000. In the 20th century, clothes research in America centered in the area of "clothes in life". The area of "materials", "management", "psychology and society" were also important themes. In the foundation period of home economics, "matetials" and "management" were mainly studied, while in more recent years "clothes in life" and "psychology and society" have become major research areas.
- 大阪教育大学の論文
- 2007-02-00
著者
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