非ホジキンリンパ腫(1・2期)61例の治療成績の検討 化学療法併用特に放射線療法前併用の臨床的意義について
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概要
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Non-Hodgkin's lymphoma (1・2期)61症例を対象として検討した.1) Kaplan-Meier法による実測5年生存率は1期84.4%,2期50.7%であった.2)放射線単独群,化学療法併用群の5年生存率は,各々47.5%,75.3%であった(0.05<p<0.1).3)化学療法・放射線後併用群と前併用群の5年生存率は各々67.7%,85.7%で統計学有意差はなかった.放射線単独群と較べて予後は有意に良好であった.4) 1期の放射線単独群,化学療法併用群の5年生存率は,各々72.2%,100%であったが,統計学的には有意差を認めなかった.2期の両群の5年生存率は,各々36.4%,65.2%であった(0.05<p<0.10).5) 1期について,後併用群,前併用群の生存率は100%と量群に差を認めなかった.2期の後併用群,前併用群の生存率は55%,75%であり,有意差はなかった
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