子供に対する性犯罪に関する研究の現状と展開(2)―防犯と矯正の問題―
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概要
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本論文では、子供に対する性犯罪についての研究のうち、防犯に関するものと矯正に関するものについてレビューした。防犯についての研究としては、環境犯罪学的な対策やGPSなどのテクノロジーを使用した手法について検討した。矯正については、子供に対する性犯罪者への心理療法とその成果について検討した。最後に子供に対する性犯罪の矯正は不可能であるとう考え方に基づいた、社会防衛のためのいくつかの手法について検討した。In the present paper,researches on the prevention of sex criminals against children were reviewd. Concerning the previention of crimes,some measures proposed in researches on enviromental criminology and some techniques with information technologies such as GPS were examined. Concerning the correction of criminals,the methods and the effects of psychotherapies applied to sex criminals against children were examined. Finally,several methods for social welfare were examined on the assumption that the correction of sex criminals against children were impossible.
- 法政大学文学部の論文
- 2007-10-10
法政大学文学部 | 論文
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