長崎地方の水田における蚊幼虫の発生状況について
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概要
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1)長崎地方の水田での蚊幼虫の発生状況と特徴を知るために市内の3つの地区で,夫々8又は10筆(枚)の水田で,週1回,継続して,前後4ケ年間幼虫採集を行なった.2)この地方の水田では,上の方法によって年間約10種,400~600個体が採集されるが,個体数は農薬の使用状況によってかなりの差を生じる.特に多い種類はシナハマダラカで,次いでコガタアカイエカ,シロハシイエカが多く,これらの合計は年によって全体の約90%から97%にもなる.カラツイエカ,エセシナハマダラカ,ミナミハマダラウスカは極めて少なくはあるが,Collections of immature mosquitoes were made in paddy fields in three farm villages near Nagasaki City. The mean numbers and percentages of them are tabulated in Table 1. The seasonal prevalences of dominant or common species are illustrated in Fig. 1. Th
- 長崎大学風土病研究所の論文
- 1963-03-23
著者
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