宮古島,久松部落に於けるフィラリアの疫学〔英文〕-1-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
昭和36年10月,琉球宮古島の久松部落でバンクロフト糸状虫症の疫学調査を実施した.本部落は旧平良市の西南4km地点にある海岸近くの農村部落で戸数約560戸,人口約3560名で,生徒数650名の小学校と290名の新制中学とがある.採血は約20mm^3の耳朶血を,夜9-12時の間に行ない,蚊の自然感染状況は早朝人家内で採集したものについて行なった.検査は小・中学生全員と就学前の小児15名, 20才以上の成人154名について行なった.小児(3-6才)の平均仔虫保有率は既に20.0%で,小学生及び中学生の平均は夫A filarial survey was made in a village, Hisamatsu, Miyako Island, the Ryukyus in October, 1961. Blood examination for microfilariae was made at night with all the pupils of the primarv school and the junior high school and a part of the villager. Mosquit
- 長崎大学風土病研究所の論文
著者
関連論文
- 日本に於けるバンクロフト糸状虫症の伝搬蚊に対する駆除作業の効果
- 5 早春のコガタアカイエカとシナハマダラカの出現消長の比較
- 越冬コガタアカイエカの年齢 (第 18 回大会講演要旨)
- コガタアカイエカの飛翔分散実験(第 20 回大会講演要旨)
- ビニール鐘式堆肥処理による廐肥中のイエバエとサシバエ幼虫の撲滅実験
- 蠅類の撲滅効果判定の方法について (第 10 回大会講演要旨)
- 5 チカイエカの蛹期における 3 胞の発育について
- 17 チカイエカとアカイエカの蛹期における 3 胞の発育の比較
- イエバエの産卵に伴なう卵巣小管の変化について(第 16 回大会講演要旨)
- 対馬産蚊族の調査成績(第 13 回大会講演要旨)
- 5 コガタアカイエカ雌成虫の休眠の深さの地理的変異について
- コガタアカイエカ雌成虫の光周期反応の地理的変異 (予報)(第 23 回大会講演要旨)
- コガタアカイエカの未成熟期の発育期間と, 特に春および秋における環境温度との関係(第 22 回大会講演要旨)
- 日本脳炎伝搬蚊の撲滅野外実験(第 20 回大会講演要旨)
- 蚊によるバンクロフト糸状虫症伝搬の危険性に影響する要因について〔英文〕
- コガタアカイエカの越年と年齢分布(第 19 回大会講演要旨)
- コガタアカイエカの越年した♀成虫の採集成績についての予報〔英文〕
- 琉球に於けるネッタイイエカのバンクロフト糸状虫に対する感受性と日本に於けるアカイエカのそれとの比較〔英文〕
- コガタアカイエカの越年実験〔英文〕
- イエカ類によるバンクロフト糸状虫症の家族感染〔英文〕
- アカイエカの経産に伴なう卵巣小管の変化(第 16 回大会講演要旨)
- トウゴウヤブカの経産に伴なう卵巣小管の変化(第 16 回大会講演要旨)
- トウゴウヤブカの無吸血産卵について(第 14 回大会講演要旨)
- 日本産ヤブカ類の未記載雄及び未成熟期の形態〔英文〕-1・2-
- バンクロフト糸状虫症の伝搬に関わるアカイエカの役割に関する実験的研究〔英文〕-6-
- 宮古島,久松部落に於けるフィラリアの疫学〔英文〕-1-
- 便所の臭気抜きから侵入するハエ類と蚊について
- ハエ類の採集方法に関する研究 (第 3 報) : 金網トラップの脚高を 4.5cm とした時の餌の量と高さの効果について(第 11 回大会講演要旨)
- 密閉堆肥舍による蠅類の撲滅実験(第 9 回大会講演要旨)
- 8 とこじらみの低温に対する抵抗性
- 6 チカイエカの吸血習性について (第 2 報)