筑波大学農林技術センターにおける環境マネジメントシステムの構築と運用

概要

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昨今、地球環境に関する問題がきわめて大きな関心を集めている中、地球環境への負荷軽減は大きな社会的責務になってきています。筑波大学農林技術センターでは、筑波大学としては初めて環境マネジメントシステムを構築し、2004年2月19日付でISO14001の認証を取得いたしました。しかし、その過程において様々な問題点や改善すべき点が多く存在しました。その要因の一つとしまして、現在の環境マネジメントシステムは製造業を中心に考えられており、大学をはじめとする教育機関では、その教育機関としての特性が関係することから、評価手順のマニュアル化が非常に難しいことが挙げられます。しかし運用の結果、電気、水道、ガスといったエネルギー関連の年間使用量を大幅に削減することができ、ISO14001の認証取得の効果が明らかに現れてきています。今後は大学における教育･研究活動のさらなる向上を目的とし、授業を通して地球環境の保全と向上に関する教育を行い、環境問題を対象とした研究、さらには地域貢献の推進などの活動を、積極的に行っていきたいと構成員一同が考えています。
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