新事業・新製品開発の戦略形成プロセス : 既存事業とのかかわりという視点から
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概要
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商学部創立50周年記念 = Commemorating the fiftieth anniversary of the faculty十川廣國教授退任記念号 = In honour of Professor Hirokuni Sogawa50周年記念論文・退任記念論文企業が新事業・新製品の開発を進める場合,その戦略形成プロセスには既存事業(それは企業にとって,その時点における本業あるいは中核事業であることが多い)が何らかのかかわりを持つことになると考えられる。持続的競争優位の源泉たる企業固有の資源や組織能力は,多くの場合,当該企業が既存事業の展開を図るなかで蓄積してきたものであり,それらの資源や能力が強力なものであればあるほど企業は新事業・新製品の開発に活用しようとするためである。本稿は,新事業・新製品開発をこのような視点でとらえたうえで,その戦略形成プロセスに生じるいくつかの問題点について理論的見地から検討を加えたものである。
- 慶應義塾大学出版会の論文
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