SNSの利用者意識を高めるケーススタディの一考察-リスク意識の啓発プログラムの開発-
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概要
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現在の大学生は,ほとんどが日常的に SNS を利用している.SNS は,メディアの特性として,良い面と悪い面がある.多くの場合,良い面のみに目をとられて,悪い面について省みないことが多い.例えば,広く友達とその周りの友達に気軽に意見を聞くことができるが,その反面,うわさ話などが拡散して,窮地に追いやられることも起きる.すなわち,高等学校や大学で適切な教育が必須となっている.筆者らは,情報セキュリティ分野のリスク問題を啓発する観点から,教育素材として,SNS に関するケーススタディ教材を作成して,女子大でケースメソッド実施前と実施後で効果測定を実施した.その結果,教育効果が大きいことを確認した.論文では,ケース内容,効果の評価,課題について述べる.
- 2014-09-11
著者
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原田 要之助
情報セキュリティ大学院大学
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久保 知裕
情報セキュリティ大学院大学
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岩渕 琢磨
情報セキュリティ大学院大学
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笹原 務
情報セキュリティ大学院大学
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木村 勇一
情報セキュリティ大学院大学
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芝原 幸弘
情報セキュリティ大学院大学
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