無線脳波計を用いた児童学習時の脳波計測 : 発達障害児童による脳活動の経年変化
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概要
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発達障害を持つ児童の自立的な生活を可能にするには,適切な指導や教育支援を早期から行うことが必要である.彼らは集中して学習を行うことが困難であるため,集中時とそうでない時を見分けて教育を行うことが重要となり,社会参加につながる可能性の向上が望まれる.そこで我々の研究では,脳波を中心とした生理的指標で発達障害児童の日常の集中度合い,興奮状態,快・不快などを客観的に評価するため,無線で測定できる脳波計を用いて,被験者が非拘束の自由な状態で脳波計測ができるシステムを開発した.本研究では,発達障害児童時の脳活動の変化を捉え,測定と並行して撮影したビデオカメラを用いて,測定実験の評価を行い,有効なタスクの検討を行うことを目的とする.
- 2014-01-17
著者
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