設計書に基づくテスト項目抽出手法の提案および既存開発プロセスへの適用
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概要
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ソフトウェア開発のテスト工程において,テスト項目の抽出を自動化する試みの一つとして,モデルベーステスト手法がある.しかし組み込みシステムのドメインで報告されている少数の利用事例を除き,開発現場への導入は少ない.こうした手法はテスト工程のコストを下げる一方で,既に開発標準が規定されている現場に導入するには多大な稼働を必要とする.本論文では,テスト項目抽出の既存手法を拡張することで既存開発プロセスとの親和性を高め,導入の稼働を削減する手法を提案する.また新たに評価手法も提案した上で,複数の産業水準の開発案件に適用し,提案手法を評価した.自動抽出により従来の手作業を代替できるかという評価観点で,テスト項目の内容および抽出の所要工数について分析する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-10-17
著者
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