数学Aの課題学習の事例研究 〜 RLAによる課題学習:「正多面体」 〜
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概要
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高等学校新学習指導要領において,数学1とAの内容に課題学習が位置づけられた。「実生活と関連付けたり,学習した内容を発展させたりして,生徒の関心や意欲を高める課題を設け,数学的活動を特に重視して行う課題学習を内容に位置付ける。」と明記された。そこで,数学Aの課題学習として「正多面体」を題材にし,Researcher-Like Activity(RLA)を適用した授業実践を行った。 本稿では,その授業の概要を紹介し,授業後の感想文などから授業の分析を行い,学習者の数学に対する態度の変容など,生徒に対する教育効果を考察した。その結果,RLAという教育実践が,生徒の主体的な学習を促し,生徒同士のコミュニケーション活動を充実させ,生徒に数学のよさを認識させることができることが明らかになった。
- 福井大学の論文
- 2014-02-14
福井大学 | 論文
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