山間部におけるRSSIを用いた進行ルート推定システムの提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
無線通信時に取得できる受信信号強度,RSSIを利用することで,電波送信源の位置を推定することが可能となる.しかし,山間部で推定を行う場合,木や斜面による電波の減衰が影響し,アクセスポイント間でRSSIと距離の対応が大きく変化する.この対応の変化による推定精度の低下は著しく,アクセスポイントごとのキャリブレーションが必要とされている.本研究では,山間部特有の受信環境を考慮したRSSIの補正を行い,推定精度の向上に加え,RSSIと距離の対応の共通化を図る.さらに,RSSIの補正値をアクセスポイント間に適用し,電波送信源の出現地点,離脱地点,進路,退路を推定する,進行ルート推定システムを作成する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2012-03-06
著者
関連論文
- 競歩審判支援システムの構築
- Wiiリモコンを用いた日本語文章の入力方法(視聴覚技術,ヒューマンインタフェース)
- 加速度センサを用いた日本語文字入力方法の検討(テーマセッション,実世界文字認識と理解)
- D-12-27 加速度センサと角速度センサを用いた筆記形状復元(D-12.パターン認識・メディア理解A(パターンメディアの認識・理解・生成),一般セッション)
- 山間部におけるRSSIを用いた進行ルート推定システムの向上
- D-12-6 加速度センサと角速度センサを用いた電子ペンにおける筆記形状の復元(D-12.パターン認識・メディア理解A(パターンメディアの認識・理解・生成))
- D-20-8 猿出現予測システムの性能向上(D-20.情報論的学習理論と機械学習)
- B-19-25 集落における猿の検知および住民への表示システム(B-19.ユビキタス・センサネットワーク)
- B-19-41 RSSIの確率地図を用いた猿の位置推定手法の検討(B-19.ユビキタス・センサネットワーク)
- 山間部におけるRSSIを用いた進行ルート推定システムの向上
- 山間部におけるRSSIを用いた進行ルート推定システムの提案
- 接近検知無線システムを利用した猿の出現予測手法の提案
- 環境認識型ネットワークを利用した信頼性の高い害獣検知システム