環境認識型ネットワークを利用した信頼性の高い害獣検知システム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
知的環境認識ネットワークを利用した害獣検知システムにおける信頼性向上を図った.提案システムでは害獣を検知した際に近隣のAPと検知情報を照合し,検知の信頼度を作成する.また,端末間の通信におけるパケットの再送によってデータ転送の保証を行う.本研究では干渉を抑えつつ確実なデータ転送が可能となる再送周期を求める.実機を用いた屋外での実験の結果,適切な再送周期を用いた場合に最大で94.6[%]の通信成功率となることがわかった.これらの結果を基に害獣検知システムの試作を山間部の農作地に設置し,実験を行った.実験で得られたデータからシステムの評価と検討を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2012-03-06
著者
関連論文
- 競歩審判支援システムの構築
- 2ZD-9 獣害検知システムへの知的環境ネットワーク利用の検討(位置・コンテキスト推定(2),学生セッション,ネットワーク,情報処理学会創立50周年記念)
- B-5-143 パケットの到達の確実性を向上させた害獣検知システム用通信手法(B-5.無線通信システムB(無線アクセスネットワーク),一般セッション)
- Wiiリモコンを用いた日本語文章の入力方法(視聴覚技術,ヒューマンインタフェース)
- 加速度センサを用いた日本語文字入力方法の検討(テーマセッション,実世界文字認識と理解)
- D-12-27 加速度センサと角速度センサを用いた筆記形状復元(D-12.パターン認識・メディア理解A(パターンメディアの認識・理解・生成),一般セッション)
- 山間部におけるRSSIを用いた進行ルート推定システムの向上
- D-12-6 加速度センサと角速度センサを用いた電子ペンにおける筆記形状の復元(D-12.パターン認識・メディア理解A(パターンメディアの認識・理解・生成))
- D-20-8 猿出現予測システムの性能向上(D-20.情報論的学習理論と機械学習)
- B-19-25 集落における猿の検知および住民への表示システム(B-19.ユビキタス・センサネットワーク)
- B-19-41 RSSIの確率地図を用いた猿の位置推定手法の検討(B-19.ユビキタス・センサネットワーク)
- 山間部におけるRSSIを用いた進行ルート推定システムの向上
- 山間部におけるRSSIを用いた進行ルート推定システムの提案
- 接近検知無線システムを利用した猿の出現予測手法の提案
- 環境認識型ネットワークを利用した信頼性の高い害獣検知システム