ジェンダーと文化の違いによるICT意識及び利用の差 : 韓国と日本の高校生を比較して
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概要
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情報通信技術の教育的活用の増加とともに,異なる文化環境でのICTに関する意識態度,活用経験などに対応して情報教育政策を樹立することがさらに重要になっている。この研究は韓国と日本の高校生,計400人を対象にICT活用環境,価値観及び態度,活用パターンの差を調査した。その結果,コンピュータとインターネットは既に,韓国と日本の高校生の生活になくてはならない主な情報検索及びコミュニケーションの道具になっており,両国の生徒はコンピュータとインターネットを面白さと楽しさと有益さを与えるメディアであると捉えていた。しかし,国別,性別によりインターネット接続時間, ICT利用経験及び期間,意識,活用目的,活用領域などに差があることがわかった。この研究の結論として両国の男女高校生間におけるICTに対する態度と活用経験の差をICTインフラの差,教育におけるICT政策,そして学校と家庭文化の観点から論じ,教育情報化政策と情報教育の方向及び今後の研究課題を提案する。
- 日本教育メディア学会の論文
- 2007-03-31
著者
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