セグメント化離散コサイン変換基底ホログラムの再生シミュレーション(CGとIMQ一般)
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概要
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ホログラフィは,実際の物体からの波面とほぼ同じ波面を再現することができるので,理想的な立体ディスプレイである.しかし,ホログラフィーは光を回折させるために,微細な開口と非常に多画素な光変調デバイスを必要とする.そのような光変調デバイスは,作製することも電気的に制御することも簡単ではない.また、ホログラムの画素数の多さのため,1 枚のホログラムを作る度に膨大な計算が必要であった.これらの問題を解決するため,我々は離散コサイン変換の基底を再現するホログラムの重ねあわせによって3 次元像を合成する方法を提案してきた.これまでのは原理確認用の小規模のシミュレーションであったが,今回は行列表現し,実用的な画像スケールでのシミュレーションを行った.1セグメント当りのホログラムの画素数を128×128から1024×1024画素まで変化させ,再生像の品質を調べた.ホログラム画素数が512×512画素以上であれば高画質な像が再生できた.
- 2013-07-19
著者
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