リーディングマラソン室の歴史と現在の利用状況および学生の認識に関する報告
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概要
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本報告では、盛岡短期大学部のリーディングマラソン室の歴史を説明し、リーディングマラソン室の資料の貸し出し状況や、またリーディングマラソン室に対する学生の意見を調査したアンケート結果を提示した。本来は、語学学習において効果的といわれている多読を推進するために用意された部屋であったが、今では学生のさまざまな語学学習のニーズに対応するようになってきた。リーディングマラソン室のアシスタントは、単に資料の貸し出しを行うといった事務的な仕事だけでなく、英語の授業で行うプレゼンテーションの原稿をチェックしたり、ライティングのアドバイスをしたりといった個別指導も行っている。また英会話のパートナーとしての役割も果たしており、国際文化学科の学生全員を対象としたアンケート調査からは、「気軽に英語で話せる部屋があってよい」、「リーディングマラソン室の利用時間をもっと増やしてほしい」などという肯定的なコメントが数多く寄せられた。
著者
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小川 春美
Department Of International Cultural Studies Morioka Junior College Iwate Prefectural University
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ウィンスカウスキー クリスティン
岩手県立大学盛岡短期大学部国際文化学科
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ウィンスカウスキー クリスティン
Department of International Cultural Studies, MORIOKA JUNIOR COLLEGE IWATE PREFECTURAL UNIVERSITY
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赤坂 キャサリン
Reading Marathon Room assistant, MORIOKA JUNIOR COLLEGE IWATE PREFECTURAL UNIVERSITY
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