リード・ソロモン符号に基づく公開鍵暗号K(XII)SE(1)PKC

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概要

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本論文では,リード・ソロモン符号に基づいた公開鍵暗号K(XII)SE(1)PKCを提案する.提案するK(XI)SE(1)PKCは従来の攻撃法に対して十分な安全性を有することを示す.CD,DVD等の記録システムあるいは各種ディジタル通信システムにおいては,周知のように拡大体F_<2^8>が広く使用されている.本論文において,この拡大体F_<2^8>上のリード・ソロモン符号を用いて公開鍵暗号を構成していることは特に注目されよう.本論文で提案している確率的手法は,符号ベースPKCの分野において安全性改善等のために,有効に利用し得る基本的手法を与えると思われる.
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2013-05-16

著者

笠原正雄
早稲田大学理工学研究所

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