移動型無線電力伝送における動的インピーダンス整合回路の研究

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概要

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無線電力伝送技術が抱えている課題として挙げられるものに効率の安定化がある。共振型無線電力伝送では、インピーダンス不整合により効率が下がってしまうことが多々ある。この効率低下の問題を解決するための手段として、給電部と受電部に結合部と独立したインピーダンス整合回路を設置する手法がある。インピーダンスを整合し直すことによって、給電部と受電部の距離や位置が変動した場合でも、効率の低下を抑えることができるようになる。このシステムを実現するため、本論文では移動型の無線電力伝送における動的なインピーダンス整合システムを構築することを目的として、整合回路の素子値を求める式を導出し、求めた式に基づいて動的インピーダンス整合回路を設計・試作して測定を行い、その有用性を確認した。
2013-05-23

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