番組ジャンルの視聴感を用いた個人の視聴カルテの分析手法の検討(知的財産,一般)
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概要
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近年,ユーザの嗜好に合う番組推薦を目的とした研究が盛んに行われている.しかし,これらの研究で推薦される番組をユーザが視聴する割合は低く,ほとんどのユーザが,推薦番組に対して興味を示していない.この理由として,番組タイトル,出演者,番組ジャンル,説明文などからキーワードを抽出し,そのままキーワード推薦を行うことが考えられる.特に番組ジャンルに含まれる,ユーザの番組への欲求が考慮されていない.これでは,番組ジャンルを「ドラマ」や「バラエティ」など,ひとつの視点からしか見ることができない.そこで本稿では,各番組ジャンルが持つ「娯楽に適す」や「知識・情報が得られる」などの番組視聴感を用いて,ユーザが各番組を視聴する理由となる「番組ジャンルに求めるイメージ」について分析する.また,各番組ジャンルの番組視聴感を用いてユーザの視聴履歴を分析することで,ユーザの興味を掻き立てる推薦番組を示した視聴カルテの導出が可能か検討する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-05-09
著者
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