中学生の親の全体的自己価値と具体的側面の自己評価の特徴
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概要
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本研究の目的は,中学生の親の全体的自己価値と具体的側面の自己評価の様相を検討することである.全体的自己価値は,どれだけ自分のことが好きか,満足しているかなど自分自身を肯定的あるいは否定的に評価する程度を示している.具体的側面の自己評価は,外見,運動,仕事の3側面から構成されている.中学生の親は,全体的自己価値と具体的側面の自己評価の得点が比較的高く,青年期と比較して肯定的に評価しているようである.父親と母親では,全体的自己価値と具体的側面の自己評価いずれも,父親の方が肯定的に評価するという性差がみられた.また全体的自己価値と,外見と仕事の側面の自己評価には有意な正の関連がみられた.
- 名古屋文理大学の論文
- 2014-03-31
名古屋文理大学 | 論文
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