2180 柱RC造・梁S造接合部のせん断補強方法に関する実験的研究(合成・混合構造)
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概要
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柱RC・梁S造接合部パネルの耐震性評価を実験により行った。本構法の特徴はS梁の接合を柱中心で行うことにある。ウエブはアングルによる2面剪断接合、フランジは主として突き合せ溶接により接合する。また、接合部は囲み板形式に分類される。囲み板とコンクリートの一体性を高めるため、囲み板定着板を取り付けた。本構法による架構は梁降伏先行型の崩壊機構を示した。接合部の耐力評価式として、SRC規準式では過小評価、JCI評価式では1.董5倍から1.31倍となった。変形性能は(接合部パネル勢断力/FcbcDc)値で0.20〜0。23程度の勢断応力度レベルにおいて優れたものとなった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1995-06-01
著者
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