2035 低温養生を行った高炉スラグ混和コンクリートの強度回復特性(混和材料)
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概要
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一般に高炉スラグ微粉末を混和したコンクリートはスラグを混和しないコンクリートと比較して養生温度の影響を受けやすく,低温養生を行うと強度発現の遅延を招くことが知られている。しかし,季節の変化に伴う温度の上昇を考慮した本研究結果から,比較的若い材齢で温度が上昇することにより,コンクリートの強度が顕著に回復することが明らかになった。その傾向は,水結合材比50%の一般のコンクリートを想定した配合と比べ,高流動コンクリートを想定した水結合材比35%の配合でより顕著に現れた。そして,5℃一定封かん養生,あるいは0℃一定封かん養生を行っても養生途中で温度が20℃に上昇することにより,20℃一定封かん養生を行った場合の圧縮強度を追い越す結果となった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
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