2156 極低温下における温度保持がコンクリートの劣化に与える影響(凍害,アルカリ骨材反応,炭酸化)
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概要
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:コンクリートは,常温から極低温まで繰り返し冷却されると劣化する.その劣化に影響を与える原因は様々であり,その一つに冷却中の温度保持が挙げられる.したがって,本研究では極低温下における温度保持がコンクリートの劣化に与える影響について検討した.その結果,極低温下における温度保持はコンクリートの劣化に影響を及ぼすことが分かった.また,その影響はW/Cが高い方が,また空気量が少ない方が顕著に現われた.さらに,温度を保持する時間がある程度以上長くなると,保持時間の長さはコンクリートの劣化にそれほど影響を及ぼさないことも明らかになった.
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
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