2021 フライアッシュコンクリートの中性化,水密性および遮塩性に関する実験(混和材料)
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概要
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品質の異なる3種類のフライアッシュを普通ボルトランドセメントの15,30,45%代替として用いた水結合材比27,40,55%のコンクリートについて,中性化,水密性および遮塩性の促進試験を行った。水結合材比,圧縮強度および水セメント比をそれぞれ同一として通常のコンクリートと比較すると,フライアッシュコンクリートの中性化は同一水セメント比で同程度の性能が得られるのみであった。水密性は同一水セメント比では同等以上,同二強度では同程度であったが,遮塩性に関してはフライアッシュの品質,置換率によらず全ての条件で同等以上の性能が得られる,という結果となった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
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柳 啓
(財)建材試験センター 中央試験所
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阿部 道彦
建設省建築研究所
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和田 真平
東海興業(株)技術研究所
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藤田 克己
東海興業(株)技術研究所
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阿部 道彦
建設省建築研究所第2研究部無機材料研究室
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