2001 新タイプ超速硬セメントコンクリートの若材齢における圧縮疲労強度特性に関する研究(セメトン,骨材)
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概要
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本研究は超速硬セメントコンクリートが強度発現過程に圧縮疲労を受けた場合,その後の強度発現にどのような影響を及ぼすかを明らかにしようとしたものである。今回の研究では,新たに開発された新タイプ超速硬セメントおよび従来型の超速硬セメントを用いた。その結果,本実験条件下での応力レベルおよび載荷回数のもとでは新タイプおよび従来型のセメントの種類によらず疲労による悪影響は見られず強度が増進することが明らかとなった。また,その原因として,疲労を受けた場合コンクリート供試体の内部温度の上昇,細孔容積が減少し緻密になること等を明らかにした。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
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中嶋 清実
豊田工業高等専門学校土木工学
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河野 伊知郎
豊田工業高等専門学校建設工学専攻
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梅原 秀哲
名古屋工業大学
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湯浅 晃行
小野田ケミコ株式会社 特殊コンクリート統括部
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湯浅 晃行
小野田ケミコ株式会社特殊コンクリート統括部
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