1249 ダム洪水吐の施工時温度応力の制御方法に関する検討(施工,ダム・舗装)
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概要
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ダムを代表とするマスコンクリート構造物では,セメントの水和熱による温度ひび割れを制御することが重要な課題である。温度ひび割れの制御方法には各種のものがあるが,パイプクーリングは温度応力制御方法の一つである。本報文では,パイプクーリングによる温度ひび割れ抑制効果を確認するために,建設中のダム洪水吐においてクーリングを実施したプロヅクとしないプロヅクを施工し,施工時温度応力の測定を行うとともに,測定結果を用いて逆解析を行った。その結果,パイプクーリングがひび割れ抑制対策として有効であることが確認された。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1997-06-09
著者
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溝渕 利明
鹿島建設(株)技術研究所第二研究部第2研究室
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溝渕 利明
鹿島建設(株)技術研究所第2研究部第2研究室
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伊阪 大輔
鹿島建設(株)東北支店 山王海ダム共同企業体工事事務所
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豊島 弘三
山王海鹿妻農業水利事業所
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森山 信弘
山王海鹿妻農業水利事業所
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伊阪 大輔
鹿島建設(株)東北支店山王海ダム共同企業体工事事務所
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