2194 パイプクーリングによる温度制御の影響範囲に関する研究(マスコンクリート)

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概要

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パイプクーリングはダム等に適用される熱応力制御方法のひとつである。また,セメントの水和発熱によって構造物内部に発生する温度応:カをあらかじめ予測することは,熱応力制御対策を講じる上で重要である。本論文では,パイプクーリングの温度制御範囲および効果について詳細に述べるとともに,温度解析でクーリングを考慮する際に重要となってくるパイプ壁面の熱伝達率について検討を行った。その結果,パイプクーリングの影響範囲はパイプ周囲30磁程度で,その温度制御効果は5℃程度であった。また,パイプ壁面の熱伝達率は1次クーリング時の値が2次クーリングに比べて大きくなることが明らかとなった。
公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
1999-06-21

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