1166 拡散と電気化学的促進手法によるモルタルのCa溶出に伴う変質試験(耐久性一般)
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概要
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電気化学的手法による劣化促進試験法は、長期間水と接するコンクリートで生じると考えられるCaの溶脱に伴う水和組織の変質を調査するのに有効な手法の1つと考えられる。本報告では、促進試験法としての有効性をより確実なものとするために、拡散による試験と電気化学的手法による促進試験を行ない両試験結果を比較検討した。Ca溶出速度から促進倍率は約60倍であることがわかった。また、水和組織の変質状態も類似していることが明らかとなった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1997-06-09
著者
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斎藤 裕司
(株)大林組 技術研究所 建築第二研究室
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中根 淳
(株)大林組技術研究所コンサルタント第二部
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田島 孝敏
(株)大林組 技術研究所 建築第二研究室
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中根 淳
(株)大林組技術研究所
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田島 孝敏
(株)大林組技術研究所建築第二研究室
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