3-1 単独世帯における省エネルギー行動とエネルギー消費量削減の可能性に関する事例調査(セッション3 温熱環境I,研究発表,人間-生活環境系の現在・過去・未来)

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概要

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今後,世帯数の増加が予想されている単独世帯のエネルギー消費特性を明らかにし,エネルギー消費量削減の可能性を探るため,秋田県の集合住宅3件を対象としたエネルギー消費量の実測調査を行った。また,省エネルギー行動メニューの実行に関する実験を実施し,1週間省エネルギー行動に努めてもらい,そのときの省エネルギー効果について検討した。結果として,本実験では,省エネルギーメニュー実行時において,機器の使い方の変更というよりも,単に機器を使わないようにすることによって省エネルギー効果が生じていたものが多かった。単独世帯の場合は居住者自身が省エネルギー行動に取り組むことができれば省エネルギー効果を上げやすい。非使用時にコンセントを抜くことなど手間のかかる項目には取り組まれづらレ傾向が認められたため,居住者が簡単に取り組めるように省エネルギー手法を改善することができれば,省エネルギーの余地は残されている。
人間-生活環境系学会の論文
2006-12-01

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