P-34 岐阜県奥美濃地方における中山間地の渓谷沿いに立地する集落の気候と地形、その影響調査(ポスターセッションII)

概要

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中山間地の渓谷沿い集落の気候形成について観測結果を報告する。奥美濃地方の気候データの把握を目的とする研究で、岐阜県郡上市八幡町から明宝地区を対象として2007年に百葉箱による年間気候観測を実施した。観測点は市街地、河川、渓谷沿い、丘陵地等を地形に合わせて選定した21地点である。分析の結果、市域の気候特性として郊外、市街地、水面近傍、谷沿い、山麓と陰地など地形の特徴と同様に気温に差があることが分かった。また、年間気候気温と絶対湿度の分析をして比較した結果、市街地と谷沿いの観測点における相違点がみられる。クラスター分析の結果、地形の特性による出現気候により観測地が分類できた。
2012-11-21