鉄筋コンクリート造多層骨組における連層柱の安定問題
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概要
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鉄筋コンクリート造多層骨組を梁崩壊形に設計することは耐震設計上きわめて有益であるにも拘らず、現実にこのメカニズムを実現するためには多くの問題である。本論文は特にこのような骨組の連層柱についてそれの安定問題について検討したものである。地震後において建物を継続して使用できることを前提として、連層柱の安定性を確保するために長期設計での軸力レベルを決定する必要があることを論じている。またそのような地震に対して地震時における建物の崩壊を防止することも議論している。
- 一般社団法人日本建築学会の論文
- 1990-03-15